INTERVIEW 01
官公庁と民間を繋ぎ
共同研究へと結び付ける、
そんな仕事を手掛けてみたい。

INTERVIEW 01

小松 司明 Komatsu Kazuaki
2011年入社/つくば営業所 (2019年当時)

その後の仕事の自信にもつながった、
入社3年目で受注した3億円案件。

担当していたあるメーカー様の案件だったのですが、入社3年目に3億円という大型案件を受注することができました。この仕事はそれまでの自分の仕事のやり方が間違いではなかったんだと改めて認識することができて、その後の仕事においても大きな自信となった思い出深い仕事です。その案件は、プロジェクト自体が国からも補助金が下りるような大型なもので、当社はその中のある装置を納品するという部分を担当しました。通常、納品する装置は数百万円から高くても数千万円といったものが多いのですが、そのときは億を超えるもので、かつ納期が通常とは比較にならないぐらいタイトでした。そんな状況の中、ある機器メーカーさんと協業のもと、戦略を練りながら提案を行いました。その過程においては上司やチームとも連携し、お客様も巻き込みながら連日やり取りを重ね、最終的に受注できたときは本当に嬉しかったですね。ただ、正式な注文書が届いたのは、新しい営業所に異動してからのことだったので、書類の封を開けたのは私ではなく上司だったのですが(笑)。

研究者の研究に役立つという、
この仕事ならではの醍醐味。

この仕事を受注できた要因は、その分野における実績が豊富だったということもあり、協業した機器メーカーさんによるところも大きかったと思います。それと、三ツワフロンテックという会社への信頼。言い換えれば、これまでこちらのお客様を担当してきた先輩たちのその仕事への信頼です。先輩たちの仕事があったからこそ、三ツワフロンテックという会社に対して信頼をいただけていたのだと思います。
ただ、そうしたお客様との仕事の中で、私が心掛けていたこと、それはスピーディーかつまめな対応です。普段からフットワーク軽く、お客様の立場になって考えて仕事をしていたからこそ、このプロジェクトの際にもお声掛けいただけた、そう思っています。仕事はやはり、普段からの地道な積み重ねが大事なんだと、まさにこの仕事の経験を通して実感することができました。
そして、この仕事の喜びは、受注できたそのことももちろんなのですが、我々が提案・納品した機器や装置を使って、その分野の研究が進んだりすることにあります。最新の研究などは機密事項も多く、案件担当時には最終的にどのようなことに活かされるのか分からないこともあるのですが、しばらくしてから「あっ、この技術開発に使われたんだ」といったこともありますね。

自分自身でさらに仕掛けていく仕事を
したいと思い、希望して新営業所へ異動。

現在は、つくば営業所でこの地域の官公庁や民間企業に理化学機器の営業をしています。それまでは大阪の本社で勤務していたのですが、マーケットはやはり関東の方が大きいですし、もっと自分自身で仕掛けていく仕事をしたいと思うようになり、希望して異動させてもらいました。
営業所のある筑波研究学園都市は、民間企業だけでなく、国の研究機関なども多く、その分、競合他社も数多くいます。それに、本社のある大阪などと違って三ツワフロンテックをご存知でないお客様がほとんど。そういった環境の中、営業所の人員を増やしながら、もっともっと多くのお客様へご提案していくべく、顧客ターゲティングとともに戦略を練っています。
引き続き、研究者のやりたいことを汲み取って、それを具現化できるようにお手伝いをする、そんな仕事をもっともっと手掛けていきたいと考えています。そして、個人的には官公庁と民間を繋ぐ架け橋になるような仕事をしてみたいですね。官公庁が持っている技術を民間会社へ展開し、最終的には共同研究ができる、そんな橋渡しを仕事を通して実現したいと思っています。

My Reason三ツワを選んだ理由

色々な研究の話を聞けるこの仕事は面白い。

学生時代に化学系の研究をしていたこともあり、元々は研究職を希望して就職活動を行っていました。結果は叶わなかったものの、それでも研究に携わる仕事がしたいと思い、理化学関係の営業職(商社)を志望していたんですね。その中の1つが当社でした。面接を通して仕事内容を聞くことで「こんな仕事をやってみたいな」と想像していたような仕事を実際にしており、「やっぱり色々な研究の話を聞けて、そこに携われる仕事は面白そうだな」と思って入社を決めました。