INTERVIEW 02
数千万規模の失注を教訓に、
大型案件の受注へ。

INTERVIEW 02

角田 侑哉 Tsunoda Yuya
2016年入社/本社営業4課:製薬業界担当 (2019年当時)

現場へのきめ細やかな
ヒアリング・対応から提案、
受注へとつなげていく。

私は入社以来、製薬業界を担当する課に所属し、製薬企業様へさまざまな研究機器や製造機器の提案を行っています。当社は独立系商社ということもあり、扱える商材とネットワークの広さが強み。自分のアイデア、行動次第で幅広い提案ができるのがこの仕事の面白さだと実感しています。
ある製薬企業様が関連会社として新会社を設立されるときのことです。各種研究機器も含めて、別の商社で話が進んでいるとのことだったのですが、日々現場に顔を出しヒアリングを重ねていくと、研究機器に関しては現場である研究員の方が検討しているということが分かりました。最終的にはある装置の購入を当社にご発注いただくという大型案件となり、現在も将来の装置導入に関するご相談をいただいています。この企業様は、今後、グローバルにも展開する予定で、そうした企業様の設立のタイミングから携わることができたのは非常に大きな経験となりました。情報をきちんと把握し、提案へとつなげていけるか。それは営業である自分自身の日頃の意識と行動次第なのだと、この仕事を通して学んだように思います。

入社1年目で経験した
2000万円の失注案件。

実は入社1年目に2000万円クラスの失注という大失態をやらかしたことがあるんです。今振り返ると、失注して当然という話なのですが。1年目ということもあり、お客様からお話をいただいた時点で有頂天になってしまい、正式なご注文書をいただくまでの準備や対応をまったくできていなかったんですね。結果、競合他社へのご発注となってしまいました。本来であれば、納品を想定しながらお客様の求めていることを先回りして準備を進めて然るべきだったにもかかわらず、それがまったくできていなかったわけですから当たり前の話です。入社1年目の自分にとっては、本当にツライ経験でした。ただ、この経験があったからこそ、「あらゆる準備をすることの大切さ」「いついかなる時でも気を抜かない・油断しない」という今の自分の営業スタイルを確立できたのだと思っています。そして実際、製薬企業様の新会社設立の案件を受注できたのも、この経験があったからこそだと、そう感じています。

日々の出会いを楽しみ、
仕事を楽しむ。

製薬関連企業様を担当していますが、入社前まではまったく関連する知識はありませんでした。すべて入社してからの勉強です。こんなことを言うと、学生さんは特に、難しく感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。もちろん、最初は分からないことだらけです(笑)。でも、一生懸命やっていると楽しくなりますし、自分自身で楽しむ努力をすることも大切。私で言えば、「出会いを楽しむ」ということを心掛けています。学会に出たり、展示会へ行ってみたり、論文大会へ出席してみたり。そうやって新しい出会いの場、機会を見つける。そうすることで、知識が増え、人とのつながりも増えていく。そして、それが実際に仕事へとつながっていくと実感しています。
営業として「稼ぐ」ことはもちろん大事ですが、当社には数字を意識しながらも仕事を楽しむという文化が根付いていると思います。お客様からいただいた宿題について相談を投げかければ、その分野を得意とする社員からアドバイスをもらうなどといったことは日々行われています。当社は、設立以来1度も赤字を出しておらず、売上高100億円前後で非常に安定した企業です。私自身、日々楽しく、かつ意識を高く持って、この安定した業績をさらに伸ばしていくために頑張っています。私たちと一緒に楽しく仕事をしたい、そんな方は一人でも多く入社してほしいと思っています。

My Reason三ツワを選んだ理由

面接担当者の熱い想いに打たれて入社を決意。

「10年後に今の業績を2倍にしたい。その目標に向かって、生き生きと活躍するきみの姿が思い浮かぶ」。これは、一次面接の際に当時の営業本部長から言われた言葉です。面談ではその営業本部長がほとんど話していたんですが(笑)、学生の自分に対して本当に熱く想いを語ってくれて。それでこの面談が終わった瞬間には当社への入社を決めていました。今はその部長はいらっしゃらないのですが、日々楽しく仕事ができている今、あの面談のときの部長の言葉を信じて入社して良かったと思っています。