INTERVIEW 03
入社1年目、文系出身の私でも
大型案件を受注できた理由。

INTERVIEW 03

久保 奈央 Kubo Nao
2016年入社/本社営業2課:電機メーカー担当 (2019年当時)

日本語なのに日本語に聞こえない(笑)。
カタカナだらけの当時のノート。

私は現在、大手電機メーカー様の研究機関へ各種装置・機器の提案営業を行っています。とは言っても、大学では小売業界に関連する消費について勉強をしていて、理系の知識はゼロ。新卒で入社して、研修や先輩の営業同行などを終えて、7月から部署配属となり営業を開始したのですが、当時の自分のノートを見返すと、やたらとカタカナが多い。と言うのも、お客様の言っていることが日本語なのに日本語に聞こえないというか(笑)。専門用語なので、言葉そのものを知らないし、分からないので、漢字でメモさえできない。だから、全部カタカナで書いて。もちろん、今見ると、分かるのですが。でも、これは私が文系だからというわけではなく、理系の人も同じです。当たり前の話ですが、やっぱり最初は日々勉強。自分で調べて、先輩に聞いて、上司に相談して、お客様にも色々と質問させていただいて、その中で本当に1つずつ1つずつ仕事を覚えていく。私自身そうやってきましたし、そうしてきた結果、入社した年の11月には2000万円を超える案件を受注することができたんです。

ご紹介いただいたお客様から
初めての大型案件の受注へ。

自分一人で営業をするようになって1か月少し経ったとき、お客様のご担当者様3名と出張する機会があったんです。あるメーカーさんの工場へ装置のデモを行うためだったのですが、正直プレッシャーで。なんかやらかしたらどうしようって(笑)。出張直前の前日まで、上司に想定質問とその回答例などを一からすべて教えていただいて。当日は想定外の質問ももちろんあったのですが、上司と綿密な準備をしていたこともあって謎の自信から、なんとかこなすことができました。お客様からも信頼いただけるようになって、その時ご提案していたものはご発注いただけなかったのですが、別部署の方をご紹介していただいて、そこで初めての大型案件を受注することができたんです。
紹介いただいたそのご担当者様はある装置を購入されるとのことで、色々なメーカーの製品を見ながら検討されていました。ただ、検討されていたのが国内メーカーのものだけで。聞いてみると、忙しくて海外メーカーのものまで調べて検討する時間がないと。研究者の方だったので、当然のことながら研究に時間を取られて、なかなかそこまで手が回らない状況だったんです。そこで、海外メーカーの製品について、スペックやメリットなどの比較表のようなものを作成してお持ちしたんですね。それであれば、忙しい研究の合間でも検討していただけると思って。最終的には私がご提案した海外メーカーのうちの1つを購入していただくことが決まりました。それまでも消耗品やメンテナンス製品などの小規模なものは受注したことがあったのですが、2000万円を超える大型のものはそのときが初めてだったのでとても嬉しかったですね。

新人だからこそ、
言われたことは1回やってみる。

私が仕事をする上で心掛けていること、それは「新人だからこそ、言われたことは1回やってみる」ということ。当然のことなのですが、先輩・上司・お客様から教えていただいたことは素直に受け入れて実践してみる。例えば、展示会へ参加して新しい製品の知識をインプットしたのであれば、その製品をPRするとか。小さなことかもしれませんが、それが結果につながっていたりするので、実践するということは日々心がけています。
それと、お客様が困られていることやご要望に対しては、解決案を3つ以上お持ちするようにしています。装置で解決できることなのか? それともそれ以外の方法で解決できるものなのか? 色々な案をお持ちする。そうすることでお客様も検討することができますし、お客様から信頼いただけるようにもなると思っています。もちろん、自分一人で複数の解決案を考えてお持ちすることは難しかったりします。でも、毎日提出する日報には全拠点の先輩からこれまでの成功事例や参考情報など、色々なアドバイスをもらえる。こうした当社ならでは環境があるからこそ、入社1年目の私でも自信を持ってお客様へさまざまな提案を行うことができるのだと思っています。

My Reason三ツワを選んだ理由

文系でもハンデなく一から成長できる環境。

大学の先輩が当社にいたこともあって、その先輩から色々な話を聞いていくうちに、製薬や電気業界の最新の研究のお手伝いをできる仕事は面白そうだなと思って入社を決めました。文系出身ということで不安もあったのですが、「大丈夫!」と言ってくれていたその先輩自身も文系の出身だったので少し安心したことを覚えています。それと、先輩からは入社後に研修もあるし、先輩方がすごく丁寧に教えてくれると聞いていたのですが、それは聞いていた通りでしたね。文系出身の学生さんは理系じゃないけど大丈夫かな?と思う人もいるかもしれませんが、まったく問題ありませんので、安心して入社してきてください!